Hej!スウェディッシュヌードラーです。
スウェーデンはまだまだ季節は夏ですが、日照時間が徐々に短くなってきています。
6月28日(金)
7月11日(木)
(肌感覚ではまだ全然実感できませんが、、、)
まだまだ(9月ぐらいまで)スウェーデンは旅行日和ですよ〜
スカイスキャナーで航空券をチェックして、夏休みに北欧を旅してみては??
病院体験までの恐怖の2日
さてさて、皆さんいかがお過ごしですか?私はスーパー元気です!!!
、、、と言いたいところですが、先日スウェーデン留学生活史上初の病院体験をしてしまいました。
時系列で病院にかかるまでのスウェディッシュヌードラーとスウェーデンの病院事情をレポートします。
(とりあえず、ひたすら唸り、もがき続けていたのですが、記憶だけは鮮明なのでw)
<1177に電話>さえ覚えておけば大丈夫です^^
7月6日(土)
夜、この街に住む日本人(全てスウェーデン人男性とサンボしている日本人女性)とそのフィアンセ・彼氏の方たちとホームパーティーをしました。
皆さんが持ち寄った料理やお酒を口にしながら、
日本語、ビール、英語、ワイン、スウェーデン語、ウイスキーをチャンポンしながら、
TOKAIDOというゲームや百均のとてつもなくシンプルだけどハマるゲーム(ジャンピングフロッグ?とぐらぐらバランスモンキー?的なやつ)をして、久々に楽しい時間を過ごしました。
気持ちよくなりながら帰宅したわけです。
東海道 ボードゲーム 5周年記念版 Tokaido 5th Anniversary Edition 英語版
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7月7日(日)
スカッと目が覚めました。朝ごはんも軽く食べ、昼も意気揚々と最近マイブームのチーズリゾットを作って食べました。
日曜だしちょっと昼寝しようと思って、ベッドインしたわけです。2時間後目が覚めると、とてつもない寒気に襲われるスウェディッシュヌードラーがいました。
熱いシャワーでも浴びようと思って、いつもより少し高めの温度でシャワーを浴びたわけです。
でも何か違う。あの嫌な感じの悪寒でした。そして節々の痛みと頭痛。
熱を測ると、まさかの38度5分。
とりあえず日本から持参した漢方の風邪薬と解熱剤を飲んで20時ごろ寝ました。
7月8日(月)
目が覚めたのは午前3時ごろ(いつも7時間睡眠だからだと思いますwww)。
熱は気持ち下がっていて、少し楽になった感じでした。けどまだ朝早すぎるし、ベッドの中でゴロゴロしているうちにまた眠っていました。
そして午前7時ごろ、もう一度目が覚めると、汗だくで、熱もまた急上昇。寝すぎと節々の痛みで身体中が激痛。頭がかち割れそうな頭痛。えげつない悪寒。
何か食べないとと思い、食べたのは日本から持参していたこれ。納豆汁。
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少しでも身体を温めようと、心ばかりのしょうがチューブを入れて、、、。
そして、前の晩と同じ薬たちを飲んでベッドインしたはいいものの、全く寝付けないのです。
この日は、熱が下がって少し楽になった数時間を除いて、夜までベッドの上で唸り続けていました。
そして、こんなことばかりが頭の中を巡っていました。
「ポカリ飲みたい」
「ナタデココとパイナップルが入ったゼリーが食べたい」
「ポカリ飲みたい」
「ネギトロの巻き寿司が食べたい」
「ポカリ飲みたい」
と。
夜になっても全然改善しないので、納豆汁と、別の風邪薬と熱冷ましを飲んで、21時ごろ眠りにつきました。
この夜は、変な夢を立て続けに見ました。
7月9日(火)
午前0時。午前2時。午前4時。午前6時。これぐらいの感覚で目が覚め続け、睡眠不足と継続する全症状でしんどさも限界でした。
午前6時の段階で、納豆汁と薬を飲んで、ベッドに横になりました。
今回はすごく薬が効いたのか、食料調達のために近所のスーパーまで出かけられるほどになっていました。
(納豆汁しか飲んでいなかったのは、食欲がなかったのもありますが、ちょうど冷蔵庫の中身を切らしていたからですw)
すぐ食べられるパンや飲みもの、とりあえず食べたいものを買って帰宅し、昼ごはんを作れる元気も出ていました。
昼ごはんを食べ、薬を飲んで、ベッドの上でのんびりしていたのですが、また身体がしんどくなってきました。熱を測ると、39度3分。頭の痛みも少し変わってきて、脳が揺らぐ感じでした。
流石に病院に行くかなー、けど留学保険に入っているとはいえどんだけ高額請求されるのかなー、すぐ診てもらえるのかなー、など要らぬ心配ばかりしていました。
とりあえずこの街で医者をしているドイツ人にメールしてみると、とりあえず今すぐ病院に行きなさいと言われ、アドバイスをもらいました。と同時に、前述の日本人グループにメッセージで質問を投げかけました。
スウェーデンでの病院予約の方法
やっと本題感が出てきましたね。ここでは、ドイツ人ドクターとスウェーデン滞在の長い日本人からのアドバイス、および僕の実体験を参考に、スウェーデンでの病院予約の方法をお伝えします。
スウェーデン語ができなくても、英語ができれば大丈夫です!
ただ、あくまでも、緊急で病院を使いたいというケースの一例に過ぎないと思うので、そこはお知りおきください!
1. 病院に直接電話!
とてつもなくオーソドックスでアナログですが、これが一番早いと思います。
一番近くの病院にとりあえず電話をかけてみました。グーグルマップ検索で大丈夫です。
すると、いわゆるナビダイヤルにつながり、スウェーデン語が始まりました。
しかし、数秒聞いていると、
‘If you want to speak in English, press 5!’ 的な音声が聞こえるので、pressの後に聞こえた数字を押してください。
すると、
‘After the beep, please leave your full name, phone number, Swedish personal (※securityって言ってた) number. We will call you back as fast as we can!’
(発信音の後に、お名前、電話番号、個人番号をどうぞ。後ほど折り返しのお電話を差し上げます。)
的な音声が聞こえます。
発信音の後に、
My name is スウェディッシュヌードラー!
My phone number is 0123456789!
個人番号がある場合は、それを言えばいいですが、私を含め、1年未満の滞在の場合は、個人番号が付与されていないので、I have no Swedish personal number!
と言って、電話を切ってください。
As fast as we canって信用できねーと思っていましたが、10分以内に折り返しがかかってきたので、とりあえず待ちましょう。
とりあえず重い頭を抱えながら症状を伝えたのですが、もうすぐ閉まる(17時クローズ。電話16時すぎ。)からもう予約はできないのと言われました。まあ仕方ないですね。
でも、1177に電話してみるといいよ!グッドラック!と言われました。
電話をかける時間、曜日、病院によっては予約できることもあるはずですよ!!
さあ、次の方法は、1177への電話です。
2. 1177に電話!
直接法がうまくいかなかった場合は、1177に電話してみましょう!
1177とは、スウェーデンのヘルスケア情報をまとめたポータルサイトのようなもの、かつ減るケアサービスにつながる電話番号のようです。
ウェブサイト上では色々と自身の基本情報を登録したり、予約をとったりできるみたいですが、ざっと見、外国人でパーソナルナンバーを持っていないと、登録できない気がします。
前述のドイツ人が言うには、mysterious numberらしいですw
ひとまず1177にかけてみると、例のごとくナビダイヤルにつながり、スウェーデン語が始まるので、英語の案内を待ってください。
すると、
‘You are in the queue. Your waiting number is 4. We are currently working as fast as we can.’
(順におつなぎいたします。現在お客様の前には3名お待ちです。できる限り迅速に対応いたします。)
的なことを言ってくるので、待ちましょう。
これも10分ぐらい待ってつながりました。
「前にかけた病院にここにかけてみるといいと言われたのでかけました。こういう症状です。」
と伝えると、名前と誕生日、住んでいるところを聞かれます。
その後、近くの病院に電話をかけてみるように勧められます。
僕は、時間が時間だったので、平日夜間(17時以降)および土日祝日のみ空いているjourläkarcentralen(救急病院的なところ)を勧められました。
(実は、先ほどのドイツ人に最初に電話してみろと言われた病院で、最初に電話していました。でもつながらなかったのですが、、、)
さっきかけたけどつながらなかった!と言うと、
「病院の性質上、平日は午後4時半からしかつながらないの。今はもう大丈夫よ!」
と教えてもらいました。切り際に、
「電話が終わったら、1177に折り返し電話ちょうだいね!」と謎の捨てゼリフがありましたが、とりあえず電話を切って、教えてもらった病院にかけてみました。
あとは、1の直説法の流れに沿って電話をかけると、今すぐ来ていいわよと言われました。
「1177に折り返し電話しろって言われたんだけど、、、」
と言うと、
「いや、しなくていいわよ。大丈夫よ〜。」
と言われたのでしませんでしたwドユコト?
1177を経由して病院予約したことを記録しないといけないとか?
というわけで、無事病院予約が完了しました。
外国の病院にかかるのって不安だらけなので、スウェーデンではとりあえず1177に電話して、教えを請うのがベストだという結論です!
スウェーデンの病院(一事例)
さあ、無事病院予約を終え、必死のパッチで病院にたどり着きました。
17時を少し過ぎたばかりだったので、誰も待っている人はいませんでした。
番号カードを引いて、少し待っていると呼ばれ、個人情報を書かされます(foreign citizenなんとかって書いているシートでした)。症状等を書く、いわゆる問診票みたいなものはありませんでした。
待合室で15分ぐらい待ち、診察室に通されたあと、さらに15分ぐらい待って、医師が来てくれました。
日本のように、先生がいる部屋が診察室というわけではなく、「診察室」が独立した部屋になっていて、そこで診察が行われました。
医師は、名前から推測すると東欧系の方で、あまり英語が流暢な方ではなかったです。
というのもEU内だと、医師も(その国の医師資格取得は必要ですが)移動が自由なので、外国籍の医師が働いているのも普通のようです。
とは言え、お互い理解し合える程度の英語で意思疎通をし、日本と同じような触診をした後、血液検査等をしました。
5分ぐらいで結果は出ます〜と言われていたのですが、20分ぐらい待たされ、気が気ではなかったです。。。
やっと聞かされた結果は、「問題なし」でした。
喉の痛みも、咳も、鼻水もなかったけど、何だったんだろう。。。
処方箋を出してもらい、診断書をもらい、お大事に〜と言われ、ようやく終了です。。。
あれ?医療費は?と思ったのですが、
「請求書をお届けします」とのこと。
どれだけの請求が来るか、ドキドキです><
請求書が来たら、また後日談として皆さんにお届けします。
スウェーデンの薬局(一事例)
処方箋をもらったはいいものの、日本のように病院の近くに調剤薬局は見当たりません。
どうするの?と聞くと、
「街のドラッグストアで処方箋を見せればいいよ〜」
とのことでした。
平日は19時閉店の薬局がほとんどなのですが、病院を出たのが18時50分。
自転車をぶっ飛ばして、なんとか滑り込みセーフで街中の薬局に間に合いました。
薬剤師の方に処方箋を渡して、薬もゲットできました。薬代は、かなり安くてびっくりしました。
薬を飲んで、1日半が経ちましたが、ようやく楽になりました。
何の熱だったんでしょう。。。
今回は、スウェーデンの病院事情を個人の経験ベースでつらつらと書いてみました。
ただの日記感は否めないのですが、海外で高熱を出しても何とかなる感が伝わればいいなと思いますw
また請求書が来たら、ご報告します〜!
それでは、Hej då!
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